公開日 2025年01月20日(Mon)
電気科の2年生が,鹿児島市七ツ島にあるメガソーラー発電所と,隣接するバイオマス発電所の見学に行ってきました。
この10年余りのうちで,街中や山間部で目にすることが多くなった,ソーラー発電の施設。
ここ七ツ島のメガソーラー発電は,その中でも群を抜く大きさの規模です。
この施設だけで,年間の総発電量で一般家庭の2万2,000世帯分の電力を生み出しているということです。
その発電の仕組みと,管理・運用の実際について,質疑応答を含めた解説をいただき,とても学びの多い時間となりました。
その後,隣接するバイオマス発電所も見学させていただきました。
バイオマス発電所では,てっきり,県内の間伐材を主な原料としているものと思っていましたが,実はその割合は全体の5パーセントとのこと。
発電のための主な原料は,マレーシアおよびインドネシア等から輸入する,PKSと呼ばれるパームヤシの殻が85パーセントを占めるということでした。
なお,こちらの発電所では,年間で一般家庭7万7,000世帯に相当する発電量とのこと。
今回のような見学の機会がなければ,なかなか知ることのできない知識が多く,生徒一同,収穫の多い一日でした。