公開日 2025年07月11日(Fri)
6限目に,地震火災を想定した避難訓練を行いました。
生徒および教職員も,想定時間内に避難完了できるよう,速やかな避難に心掛けていました。
このような一生懸命な光景を見ると,当たり前のことなのかもしれませんが,係としても嬉しくなります。
今回は雨天だったため,急遽避難場所が体育館に変更になりました。
避難完了後,地震によって起こる火災(地震火災)の対策について,消防庁のビデオを観賞し知識を深めました。
最後に大隅肝属地区消防組合からお越しの2名の方から本日の評価および講話をいただきました。
はじめに「火災見つけたら行う3つのこと」についてお話がありました。
(1)「火事だ~!!」と大声で叫び,知らせる。
(2)初期消火作業を試みる。
(3)119番に電話する。
110番と間違えそうなので,慌てずに,落ち着いて…
次に「地震火災を未然に防ぐ方法」について,講話いただきました。
その一つとして,地震によってセンサーが反応し電気を遮断する,「感震ブレーカー」について紹介していただきました。
最後に講評として,教頭先生から防災における「3つの助」についてお話がありました。
「3つの助」とは、災害対策における「自助」「共助」「公助」の3つの要素を指します。
それぞれ、自分自身で備える「自助」、地域で助け合う「共助」、行政による支援「公助」を意味します。
これらの「自助」「共助」「公助」は、それぞれが独立しているのではなく、相互に連携し、協力することで、より効果的な災害対策が実現します。
最近,トカラ列島近海 悪石島の地震に関してニュースを目にしました。
日本は自然災害が多い国として知られており,いつ地震が起きてもおかしくありません。
今回の避難訓練を通して,学んだこと・反省等を生かして,災害があったときの対応について行動できるようにしておきましょう。