第三回未来塾に具志堅用高さんをお招きしました。

公開日 2019年02月12日(Tue)

 平成31年2月12日(火) 本校で第三回未来塾が実施されました。

第三回未来塾演題

 本校は、学校スローガン・サブタイトル「工業ブランド・工業プライド」を高めるため、生徒の将来・未来に関わるすべての講演会などを「未来塾」と称し、講師をお招きして講話をして頂いています。

 今回は、元WBA世界ライトフライ級王者具志堅用高さんにお願いをしたところ、快諾して頂き、遠方よりお越し頂きました。

 本校と具志堅用高さんとのつながりは、本校土木科卒業OB内山さんとのボクシング対決です。

 S48年卒業の内山さんと具志堅用高さんは、高校生の時に本校で試合をされ、みごと内山さんが勝ったそうです。

  ステージ

 初めに、具志堅用高さんの登場前には、スクリーンで現役時代のボクシングKOの様子が上映されました。

 曲とスポットライトを当てられ登場されると、盛大な拍手が沸き起こりました。

 具志堅用高さんは、幼少時代から現在までの「人生」についての回想を面白おかしく進めて頂きました。

 幼いときはひたすら「耐える」強い気持ちを大切にしていたということですが、ボクシングを始めて、当時続けられたのは、周りの先輩方のおかげであったと感謝の気持ちも伝わってきました。

 ボクシングについても熱く語って頂き、基本の「ジャブ・ストレート」を誰よりも打ったとおっしゃってました。そんな具志堅さんも試合前は「恐怖」でいっぱいだったが、始まったら「ヤらなきゃヤられる!」という気持ちで集中して臨んだことを教えて頂きました。

 人生ではどんなことでも「夢」「目標」を持ち、自分が頑張れば必ずできる!この言葉を、とても力を込めて生徒におっしゃって下さり、職員や保護者もうなずく場面もありました。

 TVでの活躍も凄いことだと思いますが、その理由は、「あいさつ!」。どんな方にも始まる前の挨拶を欠かさず、素直な気持ちで接することが肝心と。そして、明日の事や次の仕事の念入りな準備も必要だということでした。

 40分近く話をされ、まだまだ色々なエピソードが聞きたいと思いましたが、この後は質問タイム。何人かの生徒からの質問に丁寧に答えて頂きました。

 最後に、本校ボクシング部の生徒からお礼を言わせて頂き、お土産に本校建築科が作った「表札」をプレゼントさせてもらいました。これには大変喜んでもらい良かったです。

 生徒達は、具志堅さんの実体験の話を聴けて、心に響き動かし活力になることができたのではないかと思います。そして職員や保護者も!

 今回は大変お忙しい中を快くお越し頂き本当にありがとうございました。

 工友会をはじめ、たくさんの方々の支援を頂き開催できましたことを改めて感謝いたします。

 具志堅