未来塾「先輩の話を聴く会」

公開日 2016年11月01日(Tue)

 

先輩の話を聴く会

 未来塾「先輩の話を聴く会」が開かれました。
 今回は、講師に本校の電気科を昭和41年に卒業された矢野健太郎さんをお招きし、講話を頂きました。演題は「卒業50年の節目に思う」でした。矢野さんは、大阪に本社がある大東エンジニアリング株式会社の取締役専務・海外事業部長という役職ですが、卒業されてから50年間同じ会社で勤めあげてきた重役でいらっしゃいます。大変お忙しい方だと思いますが、本校の生徒がインターハイなどに出場する時は、必ず応援して下さっている母校愛の深い方でした。

 講話は、矢野さんのたくさんの経験の中から苦労したことや、感じたことを話してくださいました。そしてそこから仕事への情熱や魅力を引き出し、常に前進しようとする心構えを感じることができました。また、仕事に関する海上のタンカーやクレーン船など写真や地図を使って分かりやすく説明して頂くと同時に、海外の仕事をすることのスケールの違いを教えて頂きました。日本と違う考え方、価値観に驚かされ、「千差万別」という言葉を使われていました。

 最後に、社会人なっての心得や、大切なこととして「知見を広め人との交流をする」ことをあげられ、生徒達に悔いのない高校生活を送ってほしい、そして「自分へのお金がどれくらい掛っているか考えてほしい」とおっしゃいました。

 今回は時間いっぱいの講和をして頂き、生徒達は大先輩からのメッセージを受け取ることができたと思います。お忙しい中、本当にありがとうございました。